オフィス家具としてテーブルの導入予定があり、商品をお探しではありませんか?この記事では、代表的なテーブルや選び方のポイントを紹介します。販売されている商品も多く、購入する商品を選びかねると思いますが、この記事で紹介している選び方を参考にしてみてください。
オフィス家具として必須のテーブル4選!
オフィスに必須のテーブルは次の4つです。一目で確認できるように、種類ごとの特徴を表にしてまとめましたので、ご覧ください。
種類 | 特徴 |
会議テーブル | ・一般的に長方形の商品が多い ・多様なレイアウトに対応できる |
応接セット | ・テーブルとソファのセット ・来客用として設置される |
デザインテーブル | ・デザインを重視している ・印象のいい空間を作れる |
折りたたみテーブル | ・折りたたんで収納できる ・人数の増減に対応できる |
オフィス家具の中で代表的なテーブルと言えば会議テーブル
会議で使用する、長方形の形状をしてるのが会議テーブルです。テーブルを挟んで参加者同士が対面するように設置すれば、顔を見ながら意見を交わせる会議室を作れます。また、プレゼンテーションに導入するときは、カタカナのコの字型に設置するのがおすすめです。空いているスペースにプロジェクターやホワイトボードなどを設置すると、参加者の意識を話し手の方に向けられるからです。
よく見かける応接セット
応接セットとは、来訪者をおもてなしするときに使用するテーブルと椅子のセットのことです。来訪者をお通しする企業の顔ともいえる応接室に設置するので、デザインや会社の雰囲気を加味して選ぶ必要があります。また応接室には、応接用と応接会議用の2種類の用途があり、それぞれに選ぶ商品が異なります。例えば、お客様をおもてなしする応接用では、お洒落さを重視した高さのないローテーブル(応接セット)を設置するのが一般的です。
お洒落なデザインテーブル
お洒落なデザインテーブルを取り入れることで、従業員のモチベーションが上がったりコミュニケーションが活性化したりします。魅力的なオフィス空間を作り上げ、従業員が気持ちよく働ける空間にしましょう。次の画像の井上金庫販売株式会社から販売されている商品は、白い天板とスラント脚がお洒落なデザインテーブルです。オフィスに取り入れることで、清潔感や洗練されたイメージを演出できます。
ほかにも、アイコ株式会社から販売されている次の画像のような、白色の脚を使用している商品も販売されています。
折りたたみテーブル
脚を天板に折りたたんで収納できる折りたたみテーブルは、重量が軽いため持ち運びしやすく、積み重ねたり横置きしたりできます。また、収納台車で運べば、複数台にまとめて移動可能です。先ほど紹介したコの字型、大人数での会議に適している口の字型などのレイアウトに適しているテーブルで、セミナーや講演会などで用いられるスクール形式でも活用できます。また、移動しやすいため参加人数が変動しやすい大会議室や多目的ホールでの使用に適しており、不要時には部屋のすみや倉庫などに収納できるのがメリットです。
オフィス向けテーブルの選び方
オフィス向けテーブルを選ぶときは、次の2つのポイントに注目するのがおすすめです。
- 高さやサイズ
- 形や素材
それぞれの選び方の基準について、詳しく解説していきます。
テーブルの高さやサイズから選ぶ
はじめに、テーブルの高さやサイズについて解説していきます。使用用途や目的によって、選ぶ高さやサイズが異なりますので、ぜひご覧ください。
オフィスでも使うローテーブル
通常の商品よりも高さが低いのがローテーブルで、主に応接室やリフレッシュスペースに導入されます。取り入れることで、来訪者へ出した飲み物を置いたり資料を広げたりしながら面談できます。また、従業員の休憩時間中も同様に、ソファに腰をかけてリラックスしながら飲み物を飲むことが可能です。インテリア性を高めるために、大理石やガラスなどの素材を天板に使用している商品が多く販売されています。
目を引くハイカウンターテーブル
通常よりも高さがあるのがハイカウンターテーブルで、主にリフレッシュスペースやフリーアドレスに、カウンター席を作るときに設置されています。例えば、リラックススペースにハイチェアとセットで設置することで、カフェカウンターを作れます。コーヒーマシンや電子レンジを設置することで、気軽にコミュニケーションをとれる場所にでき、ランチタイムの休憩場所にもなります。また、フリーアドレステーブルとして窓際に設置するのもおすすめです。日光浴をしながら作業をでき、風景を見たり視覚的に開放感があったりするなどのメリットがあります。
コミュニケーションの取りやすいスタンディングテーブル(スタンド型)
スタンディングテーブルとは、立った状態で仕事をするためのテーブルです。デンマークやスウェーデンなどで人気のスタイルで、背中や腰への負担軽減や運動不足の改善だけではなく、コミュニケーションの活性化を図れます。株式会社オカムラが行ったアンケートによると、スタンディングテーブル導入後に、66%の人がコミュニケーションが活性化されたと回答しています。席に歩み寄ってきた人と目線が合いやすい点も、コミュニケーションの活性化に繋がった要因のひとつです。
引用:株式会社オカムラ|ソリューション・事例|上下昇降 +Standing
目肩腰の疲れに昇降式テーブル
天板の高さを変えられるのが昇降式テーブルです。立ったり座ったり体を動かすことで腰痛や血行不良などを軽減でき、集中力の向上に繋がります。次の画像の商品は、手前にあるレバーを回して高さを680〜1030mmまで変更できます。また、手動で高さを変えられるため、電源が必要ありません。天板の幅が広く(1400mm)、効率的に作業を行える点もメリットです。
大人数なら長テーブル
幅の広い長テーブルを設置すれば、多くの従業員が座れます。大人数で座れるだけではなく、人数の増減にも対応でき、フリーアドレス化や従来の固定席にするなどレイアウト変更に柔軟に対応できる点もメリットです。例えば、次の画像の商品を導入すれば、大会議室やミーティングスペースなどに設置できます。増連してテーブルを繋げられるのも特徴的です。
増連するときは、こちらの画像の基本SETが必要です。アッシュ、ホワイト、ブラックの3色をご用意しています。
テーブルの形や素材から選ぶ
形や素材に注目すると、オフィスにより適している商品を選べます。さまざまな形や素材の商品が販売されているので、じっくりと検討してから商品を選ぶのがおすすめです。
丸テーブル
丸テーブルは会議室やミーティングスペース、フリーアドレスやリフレッシュスペースなどで活用でき、社内だけではなく来客用としても利用できます。例えば、ミーティングスペースに丸テーブルを導入することで、参加者が発言しやすい空間を作れます。上座や下座がなくなることで距離感が近くなり、意見交換を行いやすくなるからです。率直な意見を交わしやすいため、社員が能力を発揮しやすい状態に導きやすくなります。また、リフレッシュスペースに設置すれば、リラックスしてコミュニケーションをとりやすくなる空間を作れます。
六角形テーブル
六角形テーブルに座ると、全ての人を見渡せるため、コミュニケーションの活性化に繋がります。一例を挙げると、六角形テーブルをミーティングスペースに配置すれば、お互いの顔を見ながらコミュニケーションをとれます。1辺が一人一人のスペースになるので、自然な距離感を保てる点もメリットです。また、ハイタイプの六角形テーブルを設置すれば、立ちながら簡易的な打ち合わせを行えます。堅苦しくないインフォーマルなミーティングに適しており、リラックスした雰囲気を作り出せます。
台形テーブル
台形テーブルは、スペースや人数、目的に合わせてフレキシブルに活用できます。例を挙げると、台形テーブルを4台組み合わせて大きな台形にすれば、ミーティングで活用できます。ほかにも、2台組み合わせて六角形にしたり、6台組み合わせてミーティング向けのレイアウトを作ったりすることも可能です。研修用として、教室の机のように台形テーブルを単体で使用することもできます。
半円テーブル
半円の形をしている半円テーブルは、丸テーブルのようにフラットな座り方ができ、正対しあわない形で座れます。Yahoo!での導入が話題になり、導入企業が増えつつある「1on1スペース」では、正対して座るよりも、並んで座ったり半円テーブルを活用したりする方が効果的に話し合いを行えます。並んで座ったり半円テーブルに座ることは協力し合うのに向いており、正対して座るときは競争的で対立を生みやすいとされているからです。上司が部下を評価するためではなく、部下の話を聞き、成長を促すために「1on1スペース」でミーティングを行うので、覚えておくと便利です。
楕円テーブル
楕円の形をしている楕円テーブルは、ゆったりとした、カジュアルな印象を与えられます。また、角がないため、ぶつけて痛めるリスクも軽減できます。一例を挙げると、リフレッシュスペースのようにリラックスして過ごす空間に設置すれば、カジュアルで会話のはずむ空間を作れます。全員の顔も見やすく、相手の表情を確認しながら会話できるのがメリットです。しかし、楕円テーブルは通常の会議テーブルよりも、作業スペースが狭くなってしまう点がデメリットだといえます。その反面、省スペースに設置でき、動線を確保しやすくなるのが特徴的です。
オフィスにあると楽しい卓球台(ピンポン)テーブル
卓球台として活用できるのが、卓球台(ピンポン)テーブルです。オフィス内で卓球を行え、社員の親交を深めたり気分転換の運動になったりするだけではなく、ネットを取り外せばテーブルとして活用できます。例えば、ミーティングスペースに設置すれば、少人数でのミーティングを行えます。2分割できる卓球台も販売されており、2分割できるものを設置すれば、それぞれのテーブルでミーティングを実施可能です。Googleやコカ・コーラなどの企業で導入されている、話題になっている商品です。
木製テーブル
木材で作られている木製テーブルを設置すれば、温かい雰囲気を感じられる空間を作れます。また、木製テーブルは調湿(ちょうしつ)効果を発揮するため、適度な湿度を保てるようになります。湿度が高いときは水分を吸収し、低いときは水分を放出するため、室内の湿度の変動が小さくなるからです。また、木製テーブルは目にやさしい点もメリットです。紫外線を吸収してくれるため、目に与える刺激が小さくなります。
ガラステーブル
天板にガラスを用いているガラステーブルは、スタイリッシュな雰囲気を醸しだしているため、お洒落な空間を作れます。また、透明なガラステーブルを設置すれば、圧迫感を抑えられ空間を広く見せられる点もメリットです。ほかにも、傷や凹みが目立ちにくく、さっと拭くだけで汚れが落ちるため、簡単にお手入れできます。
オフィステーブルの設置場所
オフィステーブルの設置場所は、主に次の3つです。
- 会議室
- 受付(エントランス)
- 応接室
それぞれの空間に合わせたテーブルを設置しましょう。
会議室
打ち合わせやミーティングなどで社員や来客が集まる会議室では、多くの人が座れるテーブルを設置する必要があります。例えば、4〜6人で使用する場合、アイコ株式会社から販売されている次の画像の商品がおすすめです。幅が2400mmあるため4〜6人で座れ、コードホールも付いているためノートPCの充電も問題なく行え、卓上の配線をスッキリさせられます。
大会議室のように参加者が多く、人数の変動がある場所では、折りたたみテーブルを設置するのがおすすめです。例を挙げると、次の画像の商品は平行スタッキングで収納でき、キャスターも付いているため収納時の移動も簡単に行えます。
受付(エントランス)
企業の顔になる受付は、企業イメージを左右するスペースです。ビジョンや独自性を体現しやすい場所なので、企業イメージを反映したテーブルを設置しましょう。また、来訪者に好感を抱いてもらえるテーブルを選ぶのも重要です。例を挙げると、短時間で多くの来客に対応する場合、来訪者が立ったまま用件を済ませられる、ハイカウンターテーブルを設置するのがおすすめです。短時間に多くの来訪者に対応できるため、来訪者の待ち時間を減らせます。
応接室
応接室には、基本的に応接セットを設置します。定番の応接セットである2〜3人掛けソファ×1、1人掛けソファ×2、ローテーブル×1を設置するのが一般的です。応接セットの一部であるローテーブルを設置することで、圧迫感を感じにくいため、空間が広く見えます。圧迫感があると窮屈さを感じてしまい、会話が弾まない恐れがあります。
スタートアップオフィスであれば中古のテーブルもあり
スタートアップオフィスでは、中古のテーブルを導入するのもひとつの方法です。中古のテーブルを導入することで、オフィス家具を揃える初期費用を削減できるからです。また、当社ではオフィス家具の買取も行っています。コストを削減することにより、最高値での買取り実現を目指していますので、使用しなくなったオフィス家具がある方は是非、当社へご連絡ください。
まとめ
この記事では、オフィス家具に欠かせないテーブルや選び方について解説しました。シチュエーションや目的によって選ぶ商品が変わってきますので、ぜひこの記事を参考にしてみてください。