デスクの種類には、少し変わった見た目のL字デスクが存在します。オフィスのデスク選びに迷っている方の中には、L字デスクについて気になっている方も多いのではないでしょうか? 実はL字型をしていることで、PC作業がしやすいなど数々のメリットがあるのです。今回はL字デスクの特徴を中心に解説していきます。
L字デスクの特徴は?
広々とした作業スペースを確保できる
L字デスクは長方形のデスクと比較すると、広い作業スペースを確保できるというメリットがあります。長方形の天板に加えて、L字部分の飛び出した部分も作業スペースとして使うことができるためです。同じワイドの長方形デスクよりも広々作業ができるため、書類をたくさん置く、卓上用の書類棚を設置するなどの使い方にうってつけと言えます。
部屋の四隅を有効活用
L字デスクを設置すると、部屋の四隅を有効に使うことができます。部屋の角に長方形のデスクを置くと、片側に空きスペースが発生してしまうのです。L字デスクを部屋の角に合わせて設置すると、両サイドを無駄なスペースなく利用できます。
おしゃれな L字デスク6種類
L字デスクのおすすめ6種類 | メリット |
シンプルなタイプ |
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分離タイプ |
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コンパクトタイプ |
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波型デスク |
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幕板付きタイプ |
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キーボードが収納できるタイプ |
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シンプルな見た目の L字デスク
デスクの中には天板と脚のみでできている、非常にシンプルな見た目の商品があります。シンプルなため、部屋に設置した場合に目立ちすぎず、どんな内装にもマッチしやすいです。また、引き出しが1つのみなど、搭載されている機能が最低限のため、重量が軽く移動させやすいといった特徴があります。
分離タイプは使い方が色々
L字デスクの中でも分離タイプは使い方が色々あり、汎用性が高いです。分離タイプは1台のL字デスクを2台の長方形デスクに分けて使用することができます。1人で広い作業スペースを確保したい場合は1台を分離せずにそのまま使用、2人分の作業スペースが欲しいときはバラバラにして利用することが可能です。複数人で使いたい場合には、分離したデスク同士を繋げて、1台のロングテーブルとしても利用できます。
ワイドの短いシリーズ
コンパクトなL字デスクをレイアウトすると、狭いスペースでも十分な作業スペースを確保できます。コンパクトタイプのL字デスクは同じワイドの長方形デスクに比べると、天板の面積が広いです。1台のデスクに割り当てできる幅が同じ場合は、L字デスクを利用するとスペースを上手く使えます。作業スペースが狭い、ものの置き場所がなくて困っているという場合は、コンパクトなL字デスクの利用を検討してみましょう。
マウス操作がしやすい波型デスク
L字デスクには、曲がり角に丸みのある波型天板仕様の商品があります。一般的なデスクは長方形のものが多いですが、天板に波型を取り入れたことで従来のイメージを一新させることが可能です。遊び心あるオフィスをつくりたいという場合には、ぴったりのデスクと言えます。
細い脚でも強度をアップさせる幕板付き
脚が細いデスクを選ぶ場合は、強度をアップさせる幕板の付いているものが最適です。脚と脚の間に板があることで、細い脚のデスクでも高い強度を持たせることができます。シンプルなものを選ぶ場合は、幕板が付いていることに着目しましょう。
コンパクトにキーボードが収納できるタイプ
作業スペースをなるべく広くしたい人には、キーボード収納のついたデスクがおすすめです。キーボード収納機能がついていることでデスク本体の天板上にキーボードを置かずに作業できます。余ったスペースに書類を置くなど、他のアイテムの置き場所として利用可能です。また、キーボードを使わないときはしまっておけるため、邪魔にならずにすみます。
デスク選びのポイントは?
アジャスターの有無を確認
デスクを選ぶ際は、アジャスターの有無を確認する必要があります。アジャスターはインテリアの足についているネジ状のパーツです。回転させることで高さの微調整ができるため、机を使用するときにガタつくと言ったトラブルを解決できます。建物の床は高さに多少のばらつきがあるため、ガタつきなくインテリアを快適に使うのにアジャスターは欠かせない存在と言えます。
PC作業に必須のコード穴が存在するか
デスクを選ぶ際のポイントの1つは、コードを通せる穴があるかチェックすることです。デスクワークでは、PCやスマホを充電できるコンセントが卓上にあると利便性が向上します。コード用の穴以外にも、卓上にコンセントの差し込み口が取り付けてあるものも多いです。長時間デスクワークをする人は、卓上でPCを充電できるものを探しましょう。
耐荷重をチェック
ワークデスクを選ぶ際は、耐荷重のチェックが必須です。卓上にはモニターやサーバー、小型の書類ケースなど、たくさんのものを置くことが想定されます。たくさんのものを卓上に置くとデスクの支えられる重量を超えて破損する危険があるのです。安全に作業するために、普段卓上にどんなものを置くのか想定して、十分な耐荷重の商品を選択しましょう。
引き出しの数は収納量とすり合わせる
オフィスデスクを快適に使うには、引き出し数の確認が欠かせません。引き出しの利用方法は使う人ごとに違うため、どの程度アイテムを収納できれば使いやすいかを考えることがマストです。引き出しがないものや、センター引き出しのみなど、引き出し数は商品ごとに差があります。加えて、引き出しの深さやワイドの長さ、奥行きも合わせてチェックしましょう。
L 字型デスクのレイアウト方法は?
部屋の角に合わせてセット
L字デスクは部屋の角へ置くのにうってつけのデスクです。壁側に向けて配置すれば、直角に折れ曲がっている部屋の角にぴったり合わせて置くことができます。長方形のデスクでは片側のスペースが無駄になるケースが多いですが、L字デスクを利用すると両側とも作業スペースに変身させることが可能です。
部屋を見渡せるようにレイアウト
L字デスクは壁に向かって配置するだけでなく、部屋を見渡せるように配置するのもおすすめです。広いスペースを確保しつつ、部署の様子を確認しながら作業がおこなえます。また、家で仕事をする場合は部屋全体を見渡せることで、子どもの様子を確認するなどの使い方が可能です。
自宅にはロータイプもおすすめ
自宅にデスクを置く場合は、ロータイプがぴったりです。ロータイプのデスクは高さがないため、部屋を広く見せる効果があります。オフィス用の大型のデスクを自宅に置くと、思ったより大きかった、圧迫感があるなど、失敗してしまうケースがあるのです。あまりスペースを使いたくない場合は、ロータイプのデスクを検討しましょう。
L字デスクにはデメリットも存在
設置に広いスペースが必要になる
L字デスクを設置する場合は、同じワイドの長方形デスクよりも広いスペースが必要です。飛び出している部分があるため、長方形デスクよりも奥行きが生まれます。L字デスクには横幅と飛び出し部分の長さが同じ商品もあるのです。置く場所によっては後ろの通路が狭くなるなど、導線に影響することもあります。使いやすいL字デスクですが、設置に広い面積を使うことを覚えておきましょう。
場所の移動が大変
L字デスクは事務所の移転時などに移動させるのが大変です。大型のものが多いため、狭い廊下を運びにくい、重量が重いといったデメリットがあります。近いうちにオフィスの移動がある場合には、設置に不向きなデスクと言えるでしょう。ただし、分離タイプのL字デスクは移動時に分離して運ぶことができます。移動の予定があるが、広いスペースで作業したいといったときに分離タイプはぴったりです。
L字デスクのおすすめカラーは?
L字デスクの天板カラーは、ホワイトやグレーがおすすめです。ホワイトやグレーはどんな内装にもマッチしやすいため、汎用性が高いと言えます。また、ベージュやブラウンの木目調も天板カラーに向いているでしょう。自然を意識したカラーには、落ち着きを与える効果があります。利用者はリラックスした気分で仕事に取り組むことが可能です。
L字デスクはパソコンが使いやすい! おしゃれな6種類と選び方【まとめ】
L字デスクは広い作業スペースを確保できるなど、デスクワークにうってつけのデスクです。種類が多いため、引き出しの数が少ないシンプルなタイプや、1台のデスクを分離して使えるものなど、用途によって選ぶことができます。便利なL字デスクをお探しの方は、オフィス家具通販ファニチャーへご連絡ください。