屋外用ガーデンベンチのおすすめランキング【2024年最新】

屋外向けベンチ 家具・インテリア

庭にベンチを置きたいと思ったときは、まずは「自分はどんな雰囲気のベンチが好みなのか」を知ることから。本記事では、ガーデンベンチを選ぶときの確認ポイントからおすすめをランキング形式にして紹介していきます。この記事のランキングを見れば「これだ!」というあなたの求めるタイプが分かります。ぜひ、ガーデンベンチ選びの参考にしてみてください。

 

屋外用ガーデンベンチを選ぶときの確認ポイント5つ

ガーデンベンチ

まず、屋外用ガーデンベンチを選ぶときに確認しておきたいポイントを5つ紹介していきます。

 

1.素材の特性

ガーデンベンチを購入するときは、素材の特性を把握しておきましょう。というのも、素材によって劣化の要因が異なるからです。主な劣化要因には日光による熱や紫外線、雨風などがあります。ガーデンベンチに使われる主な素材の特性は以下の通りです。

 

<主な素材と特性>

素材の種類 メリット デメリット
金属製 ・他の素材よりも耐久性が高い
・重いので倒れにくい
・濡れると腐食しやすい(特にサビ)
・重いので運搬が大変
木製 ・温かみのある手触り
・経年変化を楽しめる
・濡れると腐食しやすい(特にカビ)
・表面の加工がはがれると虫に食われやすい
・トゲが刺さる場合がある
プラスチック製 ・サビや腐食に強い
・軽くて扱いやすい
・紫外線で劣化しやすい
・他の素材と比べて軽いので風で動きやすい

 

中でも、金属製の素材にはアルミやスチール、アイアンなど複数の種類があります。金属製のガーデンベンチは基本的に重いので、風で倒れる心配が少ないタイプです。一方、動かすためには人手が必要です。動かすことを想定するなら、金属製以外の素材、もしくは金属の中でも軽いアルミ製のガーデンベンチを選ぶと良いでしょう。アルミは他の金属素材と比べてサビに強いのもメリットです。

ガーデンベンチは屋外に置くものなので劣化要因の影響を受けやすいです。素材の特性を把握して、防水や防腐などの劣化対策が施されているのを確認してください。

 

2.雰囲気

次に、あなたがどんな雰囲気のガーデンベンチを求めているのか確認しましょう。ガーデンベンチの素材は耐久性にも関わりますが、使われる素材によってベンチの雰囲気ががらりと変わります。以下に挙げたガーデンベンチの例を見ると、素材ごとにそれぞれ雰囲気が異なりますよね。

 

素材別のガーデンベンチ例▼

素材別のガーデンベンチ例

出典:タカショー山善伸和

 

例えば、シックなデザインやアンティーク調を好むのであれば金属製、ナチュラル志向なら木製を中心に探すと良いでしょう。ただし、木目調に塗装されているプラスチック製のベンチやアンティーク調の木製ベンチもあります。最初に「どんなデザインを求めているのか」を決めるとイメージにあったガーデンベンチを見つけやすいでしょう。

 

3.サイズ

ガーデンベンチのサイズ確認も欠かせません。実際に設置したときに大きすぎたり、小さすぎたりして、イメージと異なるのは避けたいですよね。例えば、ベンチの横幅は想定使用人数によって以下を一つの目安にすると良いでしょう。

 

<大人が使用する場合の横幅目安>

  • 1人用:60センチ
  • 2人用:120センチ
  • 2人以上:150センチ以上

 

「〇人用」というキャッチコピーに頼らず、商品サイズの確認を必ず行いましょう。また、背もたれがあるタイプのガーデンベンチは高さがあるため大きく感じます。イメージ通りのガーデンベンチを設置するためには、縦横のサイズをしっかり想定したうえで購入するのが大事です。

 

4.機能性

どのような機能が欲しいのかもあらかじめイメージしておきましょう。欲しい機能が分かっていれば、ガーデンベンチの候補が絞りやすくなります。

 

例えば、収納機能がついていれば、雑多に見えがちな園芸用品や子供のおもちゃ、アウトドア用品などをしまうのに便利です。また、ゆったり座りたいなら背もたれ付きがおすすめ。必要なときだけ出しておきたいなら折り畳み式を選ぶのも一案です。

 

どのような使い方をしたいのかを考えて、機能を選びましょう。機能で候補が絞れれば、ベンチ探しがスムーズになります。

 

5.組立作業

組立作業の有無も最初に確認しておくべき項目です。通販などで販売しているガーデンベンチは、手元に届いてから自分で組み立てなどの仕上げ作業が必要なタイプも多いからです。

 

例えば、1人で組み立てられるのか、2人以上で組み立てなければいけないのか…。商品によっては、作業工程が複雑だったり、特殊な工具が必要だったりする場合もあります。組立式のガーデンベンチを購入するときは、どの程度の作業が必要なのかあらかじめ確認しておきましょう。

 

ガーデンベンチはポジティブな気分で購入するはず。上手く組み立てられなくて不快な思いはしたくないですよね。

 

屋外用ガーデンベンチのおすすめランキング4選

続いて、家具のプロフェッショナルである著者が、屋外ガーデンベンチのおすすめをランキング形式でご紹介します。ぜひ、あなたが好きなガーデンベンチの雰囲気を見つけてください。

 

<ランキングの商品詳細>

商品写真 定価

(税込)

サイズ 重量
1位:耐久性抜群!

金属製のガーデンベンチ例
出典:タカショー

31,000円 幅:101.5cm
奥行:54.5cm
高さ:81.5cm
11kg
2位:圧倒的おしゃれ!

木製×金属フレームのガーデンベンチ例出典:山善

9,999円 幅:110cm
奥行:56cm
高さ:69cm
16.2kg
3位:お手入れ簡単! プラスチック製のガーデンベンチ例出典:伸和 13,689円 幅:145.5cm
奥行:52cm
高さ:73.4cm
13.2kg
4位:大容量の収納つき! 収納付きのガーデンベンチ例出典:山善 19,999円 幅:101cm
奥行:48cm
高さ:90cm
22kg

 

それぞれの詳細についてみていきましょう。

 

1位:耐久性抜群!

耐久性の面で一番おすすめなのが、金属素材を使っているベンチです。アンティーク調に代表される凝ったデザインが豊富なのも魅力。イングリッシュガーデンのような自然を活かした庭にしたいなら、金属製のガーデンベンチを取り入れると一体感が増すでしょう。

 

金属製のガーデンベンチ例▼

金属製のガーデンベンチ例

出典:タカショー

 

アルミ製なら、他の金属製のものと比べて軽いうえにサビにくいのでおすすめです。いずれにしても、耐久性の高さは金属製がダントツと言えるでしょう。

 

≫ 家具・インテリア ガーデンファニチャー ガーデンチェア ベンチ

 

2位:圧倒的おしゃれ!

圧倒的におしゃれなのが、木製座面と金属フレームを組み合わせたガーデンベンチです。無垢素材の温かみやナチュラル感を味わえるのはもちろん、金属フレームがあることで全体の雰囲気が引き締まります。また、金属フレームで重さが増した分、風で動いたり、倒れたりする心配が軽減できるでしょう。

 

木製×金属フレームのガーデンベンチ例▼

木製×金属フレームのガーデンベンチ例

出典:山善

 

さらに、木製の座面を自分の好きな色に塗装すれば、オリジナルのガーデンベンチに仕上げられます。よりあなたのイメージに合ったガーデンベンチにするために、既製品をDIYするのも良いでしょう。

 

≫ 家具・インテリア ガーデンファニチャー ガーデンチェア ベンチ

 

複数素材が組み合わさっているガーデンベンチはおしゃれなものが多いので、探すときのポイントにしてみてください。

 

3位:お手入れ簡単!

プラスチック製のガーデンベンチは、何と言ってもお手入れが簡単!サビなどの心配が少ないので、水で丸洗いできます。汚れが沈着しにくい素材なので、濡れタオルなどでふき取るだけでも綺麗な状態をキープできるでしょう。

 

プラスチック製のガーデンベンチ例▼

プラスチック製のガーデンベンチ例

出典:伸和

 

また、軽量なため移動させるのも簡単。ただし、風で動く恐れがあるので、地面と脚を固定しておくと安心です。手入れのしやすさを重視するならプラスチック製のガーデンベンチを選ばない手はありません。

 

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4位:大容量の収納つき!

収納つきのガーデンベンチは「外に収納庫を置きたくないけど、収納スペースは欲しい…」と考えている人に人気です。特に、ガーデニングや家庭菜園などの土いじりが好きな人は収納付きを選んで損はありません。スコップや肥料など、見えていると散らかった印象になるものを座面下に収納すれば、庭を整った印象に変えられるでしょう。

 

収納付きのガーデンベンチ例▼

収納付きのガーデンベンチ例

出典:山善

 

また、プラスチック製のガーデンベンチは軽い一方、風などで動きやすいです。なので、収納付きのガーデンベンチを選んで、重し代わりに中にものを入れて固定しやすくするのも良いでしょう。

 

≫ 家具・インテリア ガーデンファニチャー ガーデンチェア ベンチ

 

座面下が全て収納スペースになっているガーデンベンチが多いので、比較的大きなものも収納できるのが魅力と言えます。

 

屋外用ガーデンベンチを長持ちさせるコツ

ガーデンベンチを長持ちさせるコツは、素材に合わせた手入れをすることです。前提として、取扱説明書をよく確認したうえでケアを行ってください。

 

各社ベンチメーカーによると、金属製や木製のベンチは変色や劣化の原因になるため基本的には洗剤類は使わず、水での手入れを推奨しています。なお、プラスチック製のベンチは薄めた中性洗剤を使えるものが多いようです。

 

また、中でも木製のガーデンベンチは手入れに注意が必要です。というのも、木は他の素材に比べて汚れが沈着しやすく、腐食しやすいからです。飲み物などをこぼしたときは、すぐに濡れたタオルでふき取るようにしましょう。また、木材の表面がざらついてきた場合は、軽くやすりをかけると表面を滑らかにできます。

 

どの素材でも共通して言えるのは「しっかり乾かす」のがきれいな状態を長持ちさせるポイント。濡れたまま長時間放置するとカビの原因になります。雨が降った後も同じで「濡れたら乾かす」を意識しましょう。少し手間ではありますが、使わないときはカバーをかけるのも一手です。劣化の原因となる、水や汚れなどのケアを定期的にしてガーデンベンチを大事に使っていきましょう。

 

屋外用ガーデンベンチのおすすめランキング【2024年最新】まとめ

屋外用ガーデンベンチを選ぶときの確認ポイントやおすすめランキングについて紹介しました。自分の好みが分かると、漠然としたガーデンベンチのイメージが具体的になってきたのではないでしょうか。ガーデンベンチを設置して、あなた好みに庭をプロデュースしていきましょう。