オフィスに最適な収納棚・キャビネット7選

オフィス用収納棚 オフィス家具・店舗用品

書庫や書類棚など、アイテムの収納に重要なオフィス家具はたくさんあります。しかし、初めて開業するときは、どんなキャビネットが使いやすいのか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか? そこで今回は、オフィスに欠かせない収納棚7選、使いやすいキャビネットの扉タイプなどを解説していきます。

 

オフィスに欠かせない収納棚7選

書類の整理にはキャビネット・書類棚が便利

書類を多く扱うというオフィスでは、キャビネットや書類棚の設置が重要です。キャビネットは扉の有無など、たくさんの仕様があるため、使いどころに合わせたアイテムを選ぶ必要があります。例えば、契約書などの重要書類を保管する場合は、扉付きの施錠できるタイプが望ましいです。

 

扉付きにも引き出しタイプや引き戸タイプ、スライドタイプなど、いろいろなタイプがあるため、設置場所によってセレクトする必要があります。収納したいファイルの大きさや、開けやすさなどから選ぶといいでしょう。

 

私物の管理に欠かせないロッカー

ロッカー

デスク周りがきれいに整理された状態を保つには、ロッカーの設置が不可欠です。出勤時に着用してきたコートやカバンなどは、デスクの周りだけでは置ききれない場合があります。加えて、作業に用いるアイテムがたくさんある業種は、机上が不使用のもので溢れてしまうといった状態も考えられるでしょう。社員が整理された作業スペースで気持ちよく作業をおこなうために、持ってきた私物や仕事道具を管理できるロッカーの設置がベストです。

 

ロッカーを配置する場合は、セキュリティ対策ができる鍵付きがベターと言えます。広いオフィスではロッカーが座席から遠いことも考えられるため、鍵付きだと安心です。鍵付きロッカーにはキーを差し込んで解錠するシリンダー式、数字を用いて開けるダイヤル式などがあります。

 

たくさんアイテムが置けるスチールラック

スチールラック

書類の入った段ボール箱など、大きなアイテムを効率よく収納したい場合はスチールラックが便利です。スチールラックは扉のないオープンタイプが多くラインナップされており、高い場所でのアイテムの出し入れも楽におこなえます。ラックの天板に仕切りがないため、アイテムの長さを気にせず置けるのも嬉しい点です。耐荷重200kgまで使用できるなど、重いものに対応しているラックもあり、書類をたくさん収納することに向いています。ただし、耐荷重をオーバーするようなアイテムの積みすぎには注意が必要です。

 

ガチャ柱で高さ変更

収納棚の中には、収納場所の高さの調節ができるガチャ柱タイプがあります。ガチャ柱は支柱に複数の穴があいており、穴に合わせて棚のボードをセットすることが可能です。ものを置く部分は平らなボード以外にも、ボックスタイプなどがあり、本棚としても使うことができます。高さを変える、段数の増減が自由にできるため、収納物に合わせた調節がおこなえることが魅力です。また、壁にガチャ柱を取り付けて利用できる棚柱も人気があります。

 

ファイルワゴンはファイルの保管に便利

ファイルワゴン

仕事でファイルをよく使う場合は、デスク周りにセットできるファイルワゴンが便利です。ファイルワゴンはファイル収納に特化した書類棚で、上からアイテムの背表紙が見やすいよう収納スペースが傾いたつくりをしています。2段程度の目線より低い位置にあるファイルワゴンでも、かがまないでアイテムを探すことが可能です。また、キャスター付きのファイルワゴンが多くラインナップされており、たくさん収納して重量が重くなった場合でも、楽に押して移動させられます。

 

引き出しが足りないときはサイドワゴン

デスクの引き出しのみだと収納スペースが足りないと感じる方は、サイドワゴンを追加で設置するといいでしょう。サイドワゴンは、2~4段程度の引き出しタイプの収納アイテムです。デスクの足元や両サイドへ置くと、収納スペースを拡充することができます。引き出し内は仕切りがセットできるタイプや、文房具を仕分けできるトレーがあるものも多いです。下段は深さがあるものだと、A4ファイルを縦に並べてしまうこともできて便利でしょう。

 

靴を履き替える場合はシューズボックスをセット

シューズボックス

出勤してから内履きに履き替えるオフィスでは、エントランスにシューズボックスがあると嬉しいですよね。シューズボックスは、シンプルな見た目のオープンタイプ、扉付きで施錠できるものなどがあります。また、収納部分に中棚があると外履き・内履きの収納場所をわけることができて便利です。棚の底部分は外せるものもあり、泥汚れなどを簡単に水洗いすることができます。

 

オフィスの収納棚は扉が様々

オフィスにぴったりな収納棚には、様々な扉のタイプがあります。下記の表はそれぞれの特性を◎、〇、△の3段階で表しています。扉の特性を理解して、適切なキャビネットの購入につなげましょう。

 

収納物の見やすさ 狭い場所への設置 セキュリティ対策
オープンタイプ
引き出しタイプ
引き戸タイプ
両開き扉
ガラス扉 扉の仕様による

 

楽に使えるオープンタイプ

オープンタイプのキャビネットは扉が存在しないため、開閉なく使いたいものを選ぶことができます。一目見ただけで収納物を認識できるという点が最大の魅力です。多くの人がよく使う、コピー用紙などの消耗品を収納しておくのに、うってつけの棚と言えるでしょう。一方で、オープンタイプのキャビネットは、扉がないため施錠ができないといった弱点もあります。紛失してしまうと問題になる、重要書類などの保管には不向きです。

 

フルオープンできる引き出しタイプ

フルオープンできる引き出しタイプは、引き出しの奥までアイテムを収納しやすい、奥のものを取り出しやすいといった利点があります。深さのある引き出しは、ファイルを縦に並べて収納するのにうってつけです。また、重量が重いものを収納できるよう設計されているアイテムが多く、低い位置への設置が一般的と言えます。

 

引き出しのため、スペースがないと開けられません。人が頻繁に通るエリアや狭い通路への設置は避けたほうがいいでしょう。

 

引き戸タイプは狭い通路で活躍

扉が横方向にスライドする引き戸タイプの棚は、扉を開くのにスペースを使いません。人がよく通る通路やデスクの裏といった、限られたスペースしかない場所への設置に向いています。また、引き戸タイプの棚は、地震で揺れが発生した場合に収納物が飛び出しにくいといった点も強みです。施錠できる商品も多いため、安全性の高い収納棚と言えるでしょう。ただし、棚の中心部分は2枚ある扉が重なっているため、ものが見づらいといった欠点があります。

 

全体が見やすい両開き扉

両開きタイプの扉は、収納しているファイルなどを一目で見渡せるといった強みがあります。利用する人が多いキャビネットは、両開きタイプの扉を採用すると、込み合うことなくスムーズにアイテムを見つけることができるでしょう。

 

両開きタイプは開けるのに広いスペースが必要です。人がよく利用する狭い通路などに設置すると、思わぬ接触事故につながってしまう危険もあります。十分なスペースを確保できる場所への設置を心がけましょう。

 

開けなくても見えるガラス扉

引き戸タイプや両開きタイプのキャビネットの中には、ガラス扉のキャビネットも多くあります。ガラス扉は開けなくても収納物を確認することができるため、とても便利です。色付きの扉だと、わざわざ開けてアイテムを探すという手間が発生します。スムーズにアイテムを選択したい状況や、利用頻度の高いアイテムの収納におすすめです。扉はシリンダー式のキーで施錠できるものもあります。

 

一方で、誰からでも見えてしまうので、重要書類などの収納には向かないでしょう。ガラスのため割られてしまう可能性もあり、注意が必要です。

 

事務所の棚はスチール製が人気

スチールキャビネットは丈夫

事務所の書類棚を選ぶ際に重要なポイントの1つは「丈夫さ」です。スチールキャビネットは耐久性が高いため、オフィスへの利用に向いていると言えます。特に通路横などでは台車の通行も考えられ、誤ってぶつけてしまう恐れもあるのです。スチール製なら、大きな衝撃でなければゆがんだり、凹んだりすることがありません。スチール製の棚は書類棚、ロッカーなど、あらゆるラインナップがあり選択肢も豊富です。

 

組み合わせできるシステムタイプも存在

スチールキャビネットには、上下で別のタイプを取り付けられるシステムタイプがあります。組み合わせの例としては、下段に重量が重いファイルなどを収納する引き出しタイプ、上段に開けなくても収納物が見えるガラス扉タイプなどです。用途によってキャビネットのタイプを変えられるため、より使いやすい仕様にアレンジすることができます。上下の棚は指定の金具で固定するなど、決まった取り付け方法があるため安心です。

 

おしゃれな事務所におすすめの棚

シンプルな見た目はホワイト

オフィスには、シンプルな見た目のインテリアが最適です。キャビネットなど、大型のインテリアは部屋の中でも目立つ存在のため、カラーセレクトを間違うと空間デザインを損なってしまいます。キャビネットのカラーはシンプルなホワイト、グレーなどを選択するといいでしょう。

 

シート施工でオリジナリティの高いインテリアを製作

ダイノックシートやリアテックシートなどのシートをキャビネットへ貼ると、オリジナリティのあるアイテムをつくることができます。各メーカーから販売されているシートはたくさんのカラーに加えて、木目調や石目調など豊富な柄を選択できることも魅力です。唯一無二のデザインのキャビネットを製作したいという方には、うってつけの手法でしょう。

 

また、カッティングシートなどのシートを使ってサインを取り付けることも可能です。ロッカーにおしゃれなナンバリングをするなど、遊び心ある空間をつくることができます。

 

オフィス家具を安く買うなら中古がおすすめ

書類棚を安く買いたい方には、中古品がおすすめです。中古品のインテリアは、新品よりも安く手に入ることが多いため、新規のオフィスを設けるために大量に購入したいという場合に最適でしょう。中古で販売されているキャビネットの傷が気になるという場合は、購入後にシートを施工すると、新品のような仕上がりにアレンジすることができます。

 

オフィスに最適な収納棚・キャビネット7選【まとめ】

今回は、整理整頓されたオフィスを保つために最適な収納棚7選を中心に解説してきました。書類の整理には書類棚を使うなど、用途に合った棚を選択することが重要です。また、キャビネットを選ぶ際には、扉の仕様をよく確認するようにしましょう。事務所におしゃれで機能的なオフィス家具を設置したいと思ったら、お気軽にオフィス家具通販ファニチャーへご相談ください。