おしゃれなオフィスデスクとは? 便利な事務机6選の特徴を解説

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オフィスの作業場として欠かせない存在のデスク。シンプルな見た目の平机や、引き出しが複数ついている両袖机など、たくさんの種類があります。一方で、購入しようと思っている場合、どんなデスクが自分にマッチしているか分からない方も多いのではないでしょうか? 今回はおしゃれなデスクの選び方を中心に解説していきます。

 

オフィスデスク・事務机6タイプの特徴は?

便利なオフィスデスク、事務机は6タイプです。順番に特徴を見ていきましょう。

デスクの種類 特徴
平机
  • シンプルな見た目。
  • 軽いため引っ越しが楽。
片袖机
  • 平机よりも収納できる。
  • 両袖机よりも軽い。
両袖机
  • 広い作業スペース。
  • 高い収納性。
Ⅼ字型デスク
  • 広い作業スペース。
  • 部屋のコーナーを有効活用。
フリーアドレスデスク
  • 誰でもつかえる。
  • レイアウトの自由度が高い。
昇降式デスク
  • ボタン1つで高さ変更。
  • スタンディングでも仕事ができる。

 

シンプルな見た目の平机

平机

事務机の中でも、天板とセンター引き出しのみといった、シンプルな見た目をしているのが平机です。つくりがシンプルなため、オフィスのあらゆる場所に置きやすく、幅広い使い方ができます。収納できる引き出しが少ないため、他のデスクに比べて軽いことも特徴です。部署の引っ越しやレイアウト変更時での、持ち運びの負担を軽減できます。また、余計なアタッチメントがないため、見ている人にすっきりした印象を与えることも可能です。

 

平机は別売りのサイドワゴンを購入すると、収納スペースを拡張できます。平机を使ってみて、収納スペースに物足りなさを感じたときにおすすめです。サイドワゴンは移動可能で、デスクの下などに配置することができます。

 

便利な収納付きの片袖机

片袖机

片袖机は、天板の下、左右片側にキャビネットが付いているデスクです。キャビネットは2~4段程度で、段数によってサイズがいろいろあります。多くのオフィスで使われているタイプは、キャビネットの引き出しが3段のタイプです。引き出しは、最下段が深くなっていると、ファイルなどを収納しやすく便利でしょう。最上段には、ペンなどの文房具をわけて収納できるトレーがあると使いやすいです。もちろん平机と同じように、天板下のセンター引き出しが付いています。

 

足元のキャビネットはデスク天板とつながっているため、取り外しはできません。重量が重いため、平机に比べて引っ越し時の負担が大きいです。

 

広い作業スペースが人気の両袖机

広いスペースで作業をしたい方には、両袖机がおすすめです。両袖机は天板下の左右両側に、2~4段程度のキャビネットが付いています。両側にキャビネットがあるため、天板が長い商品が多く、広々とした作業スペースを確保可能です。また、両側キャビネットの場合、たくさんのアイテムを収納できます。片袖机では収納スペースが物足りないという場合にうってつけです。キャビネットは鍵をかけられる商品もあり、他の人に開けられてしまう心配がありません。鍵は1段施錠すると、全ての段が施錠されるオールロック機能が搭載されているものもあります。

 

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ただし、両袖机は平机や片袖机に比べて重量が重いです。引っ越し時の移動や位置の調節が大変になることも想定しておきましょう。

 

作業効率アップができるⅬ字型デスク

デスクの中には、作業効率アップが期待できるL字型のものがあります。L字型のデスクは、まっすぐな形状の卓上で使いにくい、複数の大型モニターを設置するのに最適です。L字型の卓上両側にモニターを置くことで、体の向きを変えるだけで画面を確認できます。また、広いスペースを確保できるため、書類が多くて置き場に困っているという方にもうってつけでしょう。

 

Ⅼ字型デスクは、部屋のコーナーを活かせるのも特徴の1つです。デスクコーナーと部屋のコーナーを合わせて設置すれば、空間を無駄なく利用できます。

 

誰でも使えるフリーアドレスタイプ

フリーアドレスデスク

近年注目されているのが、社内どこでも仕事ができるスタイルです。オフィスにあるテーブルは、それぞれだれのスペースといった割り振りがないため、どこでも自由に使用できます。どこでも座れるスタイルのフロアは、在宅勤務が増えたという会社にぴったりの制度です。出社人数の減少に伴い、座席の数を減らすことで、インテリアの配置に遊び心を持たせることもできます。作業スペースには複数人がけのロングテーブルや丸テーブルなど、普通のデスクとは一味違った作業スペースを導入可能です。

 

昇降式でスタンディングに対応

健康面を考えたいという方にうってつけなのが昇降式です。毎日同じ姿勢でデスクワークをしていると、腰痛などの体のトラブルにつながることも考えられます。昇降式のデスクは、ボタン1つで高さの調節ができ、スタンディングでの仕事が可能です。午前中は座って、午後は高さを変更して立って仕事をするなど、同じ姿勢で1日過ごすことなくデスクワークをおこなえます。また、ボタンで高さの調節ができるため、椅子を買い替えたときや、複数人が使う共有スペースなどにも便利です。

 

オフィスに便利なおしゃれデスクとは?

オフィスイメージにマッチしたデザインを選択

デスクはオフィスのイメージに合ったものを選びましょう。オフィスの至る所に配置するデスクは、部屋の中でも目立つ存在です。色選びを間違えると、空間の雰囲気を壊してしまうことも考えられます。部屋の雰囲気にマッチしているかを考えて選ぶようにしましょう。デスクのカラーはシンプルなホワイトが無難と言えます。ほかにも、天井を黒で塗装していてインテリアも合わせたいというときにはブラック、フェイクグリーンを取り入れた自然あふれるイメージには木目調の天板などがうってつけです。

 

作業に合わせたワイド選びが必須

デスクを購入するときは、作業スペースが十分足りるかを考えることが重要です。ノートパソコン1台で仕事をする場合は幅140cm程度で十分かもしれません。しかし、書類を多く取り扱う、モニターを2台使うなどの場合、幅140cm程度の天板は狭すぎるでしょう。デスク選びはデザイン性も重要ですが、仕事にマッチしているサイズなのかもよく確認するようにしてください。

 

役員室には天板に厚みのあるものが最適

役員室のデスクは、天板に厚みのあるものが最適です。役員室に配置するインテリアは、高級感のあるものを選ぶ必要があります。デスクは天板に厚みがあると、重厚感を出すことができ、部屋の雰囲気を引き立てられるアイテムとして利用できるでしょう。また、天板の厚み以外にも、色や機能性、材質などへのこだわりも重要です。加えて、チェアなど他のインテリア選びによって部屋の雰囲気を壊さないように注意しましょう。

 

オフィスデスクは配線できることも重要

オフィスで利用するデスクは、PCやスマートフォンの充電がしやすいよう、ケーブルの配線ができることも重要です。例えば、天板に穴が空いていて、コンセントタップを取り付けられるものなどが当てはまります。ロングテーブルなどでは、脚の内側に配線できる商品も多く登場しており、ケーブルをすっきりと収納可能です。脚の内側に配線を隠すことができるため、見た目もいいと言えます。また、スチールデスクは、脚や天板下など好きな場所にマグネットが付いたコンセントをつけることができるため、高さの調節などにも便利と言えます。

 

人目が気にならない集中ブース

オフィスで効率よく仕事をするために、周りの視線をカットすることがポイントです。社員の中には、人目が気になってしまって集中できないという人も多くいるでしょう。個室タイプの集中ブースを設置すると、人目が気になってしまう人でも集中して仕事に取り組める環境をつくることができます。集中ブースは、デスクの周りをローパーテーションが囲っており、周囲の視線をシャットアウトすることが可能です。オフィスには、だれでも使いやすい簡易的な個室空間の設置が最適と言えます。

 

デスクを安く購入するには?

中古品を探してコスト削減

デスクの購入費用を抑えたい場合は、まず中古品を探してみるといいでしょう。中古品は新品よりも激安で販売されていることもあります。オフィスを新しくオープンするため複数のインテリアを購入したいなど、価格を抑えて大量導入する場合にうってつけです。ただし、中古品は思わぬ傷があることもあります。購入するときは、販売業者に傷の状況やパーツの欠損がないかをよく確認するようにしましょう。

 

チェアとのセット商品もおすすめ

デスクとチェアを購入する場合は、あらかじめセットになっている商品を購入するとコストを抑えられます。デスクとチェアがセットで販売されている商品があり、2つまとめることでリーズナブルな値段設定になっていることも多いです。また、セット商品は、デスクにぴったりのチェアがついてくるため、わざわざチェアを探さなくていいといった利点もあります。セット商品の中には、豊富な選択肢から組み合わせを選べるものもあるため、コストを抑えて好みのデスクを探したいという方には丁度いいでしょう。

 

デスク周りに最適なアイテムは?

収納に便利なサイドワゴン

サイドワゴンはデスク周りの収納を増やすことができるアイテムです。平机や片袖机を使ってみて、収納スペースに物足りなさを感じたら導入してみましょう。段数は2~4段程度が一般的です。引き出し内部には、文房具をしまいやすいトレーや間仕切りなど、用途に合わせてカスタムできます。サイドワゴンは足にキャスターが付いているものがほとんどで、場所の移動を簡単におこなえます。天板下や作業スペースの横など、設置場所が自由なのも魅力の1つです。

 

周りの視線をカットできる卓上間仕切り

オフィスデスクに便利なのが、脱着式の卓上間仕切りです。天板に取り付けることで簡単に周囲の視線をカットできる壁を作れます。オフィスでは正面や左右で人が別の業務をしていると気になってしまい、自分の作業に集中できないこともあるでしょう。卓上間仕切りをセットすれば、周りの視線や他の人の作業が目に入ってくることがありません。他にも、人との間に壁をつくれるので、感染症対策になることもメリットとして挙げられます。

 

卓上に置けるファイルケース

作業スペースをきれいに整理したいという方に最適なのが、卓上にセットできるファイルケースです。タイプは様々で、A4サイズの書類が3段程度の引き出しに収納できるレターケースや、ファイルを立てかけて並べられるものなどがあります。よく使うファイルなどは、卓上で保管するとすぐに取り出せて便利です。

 

おしゃれなオフィスデスクとは? 便利な事務机6選の特徴を解説【まとめ】

デスクはシンプルな見た目の平机をはじめ、昇降式など6タイプが存在します。また、オフィスのデスクを選ぶ際は、空間にマッチしたデザインの他に、ワイドや機能面も重視することが重要です。加えて、ファイルの収納量を増やしたい、卓上をきれいに整理したいと思ったら、サイドワゴンなどの導入も視野に入れましょう。デスクを購入しようと考えている方は、まずオフィス家具通販ファニチャーへご相談ください。