「保管庫」とは一般的にオフィスで使われるスチール製の収納を指します。使いやすいオフィスにするためには適切な保管庫選びは欠かせません。この記事ではオフィスの保管庫(書庫/収納)のおすすめ商品を筆者がランキング形式にして紹介していきます。
保管庫/書庫/収納のおすすめランキング
早速、保管庫のおすすめランキングを書庫と収納庫の用途別にそれぞれ紹介していきます。
書庫のおすすめランキング
この記事では、書籍や書籍の収納を目的とした保管庫を「書庫」と呼びます。
第1位.鍵付き書庫
鍵付きの書庫なら引違い書庫 ガラス・スチール戸 HGS36-AW ウォームホワイトのようにガラス戸とスチール戸が組み合わさっている製品がおすすめです。鍵の管理をしっかり行えば機密書類などを安全に管理できるのはもちろん、中身を見せるか見せないかを選べるのです。
また、ガラス戸の保管庫は収納方法やファイルの色などを一工夫して収納物を整えればオフィスを明るい印象にしてくれます。
第2位.トレー付き書庫
パンフレットケース(A4タイプ) 浅型3列16段 A4用 SMC316S-A4はトレー付きなので書類やカタログなどの紙媒体を多用しているオフィスに欲しい書庫です。書類を種類ごとに分けて収納できるだけでなく、プラスチック製の中身が見えるトレーなので欲しい書類を簡単に探し出せます。
第3位.オープン書庫
A4判対応書庫 オープン 金属100% KT319-AW ウォームホワイトはオープンと呼ばれる扉が付いていないタイプの書庫で、書籍の陳列に向いています。本を縦置きで並べればタイトルを一目で見渡せるので欲している書籍を見つけやすいのです。また、扉がなく出し入れがしやすいので使用頻度の高い書類などの収納にも向いています。
収納庫のおすすめランキング
この記事では、電子機器や工具などあらゆるものの収納や保存を目的とした保管庫を「収納庫」として紹介します。
≫ オフィス収納は書庫で決まる!スチール書庫の特徴と選び方を紹介
第1位.鍵付き収納庫
貴重品の収納ならA4判対応書庫 引違い書庫(スチール戸) HS611-AW 幅1760 ウォームホワイトという鍵付きのスチール扉の収納庫にすべきでしょう。セキュリティ確保のために鍵付きというのは言うまでもありませんが、収納する貴重品は不必要に多くの人の目に触れないように中身が見えない扉が良いからです。
第2位.両開き収納庫
両開き書庫 K366J-AW ウォームホワイトは最も収納物を取り出しやすいタイプの一つと言えます。というのも、両開きの大きな扉なので中央や両端、どの位置のものも出し入れしやすいのです。
例えば、プロジェクターや展示用什器などの幅が広めなものも楽々収納できます。大小さまざまなものを収納するなら両開きの収納庫がおすすめです。
第3位.インテリア収納庫
ガラス引違い書庫(枠付・W900㎜) CWS-0911HG-Bは十分な収納力があるだけでなく、高いインテリア性が魅力です。一般的なオフィス保管庫はホワイトやクリームといった白を基調としたカラーが多いですが本製品は高級感のあるブラックなのです。
オフィスの雰囲気をキリっと締まった雰囲気にするならブラックの保管庫も検討してみてください。
まず見るべきは保管庫(書庫/収納)の扉タイプ
続いて、保管庫の選び方を紹介していきます。通販サイトなどでさまざまなタイプの保管庫が販売されていますが、イメージに合ったものを探すためには「扉の開き方」をまず見てみると良いでしょう。
扉タイプ | 特徴 |
引戸 | ・扉の開閉にスペースがいらない ・2枚扉は中央付近のものが取り出しにくい |
両開き | ・扉が大きく開くので中身の確認や出し入れがしやすい ・扉の開閉にスペースが必要 |
ラテラル | ・容量が大きく、ものの出し入れがしやすい ・重量が重い |
オープン | ・扉がないので中身の確認や出し入れがしやすい ・地震などで中身が飛び出る可能性がある |
引戸
引戸の保管庫は、設置周辺の通路スペースが限られていても置きやすいタイプです。というのも、横にスライドさせて扉の開閉をするので扉が通行の妨げにならず、扉の開閉スペースも設けずに済むからです。
▼引戸の例
出典:A4判対応書庫 引違い書庫(スチール戸) HS611-AW 幅1760 ウォームホワイト
扉の枚数は2枚が基本ですが3枚以上のタイプもあります。3枚以上のタイプは扉を大きく開けるので中央のものの出し入れがスムーズです。また、保管庫の中身が見やすいガラス戸タイプもあります。
両開き
両開き扉は中身の出し入れが簡単なタイプです。両扉を開けば中身全体が見渡しやすく、取り出し口を広く設けられるのです。保管庫の横幅によっては片開きのタイプもあります。
▼両開きの例
出典:両開き書庫(3号) K336J-AW ウォームホワイト
開くときに扉のスペースが必要となるので通路や周辺のスペースを確認してから購入しましょう。
ラテラル
引き出し式の保管庫のことで、ファイルや大きめのものをしまうのに便利です。収納量が比較的多く、引き出しは大きく引き出せるのでものを探しやすく取り出しやすいのです。ファイルなら背表紙を上にして収納すれば管理がしやすくなります。
▼ラテラルの例
出典:LOOKIT
オープン
オープンは出し入れの多い書籍などの収納に適した保管庫です。扉がないので全体を把握しやすく、出し入れが容易だからです。
▼オープンの例
出典:A4判対応書庫 オープン 金属100% HN311-AW ウォームホワイト
部屋の角にオープンの保管庫を並列に向かい合わせて設置すれば図書館のような本に囲まれた空間にできるので、落ち着いて本を読んだり探したりするスペースを作れます。
保管庫(書庫/収納)を選ぶときの確認ポイント3つ
ここからは、保管庫を選ぶときの確認すべきポイントについて紹介していきます。
1.設置スペースと本体サイズ
まずは、設置スペースと本体サイズの確認が欠かせません。それが確認できていないと思わぬ失敗が起きる可能性があるからです。具体的には以下を確認してください。
<設置スペースと本体サイズの主な確認事項>
- 完成品or組み立て式
- 本体が運搬通路を通れる
- 本体を設置できるスペースがある
- エレベーターが使用できる本体サイズ
- 扉を開閉する通路スペースがある(両開きとラテラルの場合)
特に、オフィスに入る本体サイズでもエレベーターに載せられない、通路が通れないというのは盲点になりがちです。保管庫は小型から大型までバラエティー豊富にサイズ展開がされているのでオフィスに最適なサイズの保管庫を選びましょう。
2.組合せのレイアウト
保管庫を選ぶときは組み合わせて使用できるタイプかを確認しましょう。保管庫を上下に組み合わせて使えば同じ床面積に対して収納スペースを各段に増やせるのです。
▼組み合わせ使用の例
頻繁に使用するものは目線の高さ、あまり使用しないものは下に収納場所を決めるのが一般的なレイアウトです。なお、下のものを取り出す頻度が少なくなるようにセッティングをすればスカートを履いている女性社員への気遣いにもなりますよ。
3.耐震性
保管庫は中身が増えていくにつれてかなりの重量になるので、耐震対策は必須です。災害時などに重量物が倒れた場合、怪我や避難の妨げにつながる恐れがあるのです。そのため「ベース」の設置が欠かせません。
▼ベースの例
商品によってベースや連結金具がセットになってるものとそうでないものがあるので購入時に確認してください。
保管庫/書庫/収納のおすすめランキング【まとめ】
以上、保管庫/書庫/収納のおすすめランキングと選び方を紹介しました。オフィスに保管庫を設置すれば、収納スペースが増えるので整理整頓されたオフィスにできます。
また、オフィス家具を揃えて働きやすい空間を作ることは社員の生産性向上につながります。保管庫のタイプやカラーにこだわり、理想のオフィスレイアウトにしていきましょう。