コンテッサチェア【オカムラ】なら中古!オフィス家具通販ファニチャー

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出費をできるだけ抑えたい方は、コンテッサセコンダの前身モデルである「コンテッサ」がおすすめ。本記事では、中古コンテッサを購入する前に知っておくべきコンテッサセコンダとの違いから購入時の確認ポイントについて紹介します。ぜひ、オカムラの高級チェア「コンテッサ」シリーズの導入に役立ててください。

 

コンテッサチェアは中古のみ!?

メーカーであるオカムラが現在販売しているコンテッサシリーズの新品はコンテッサセコンダ(以下、セコンダ)のみです。2002年に発売を開始したコンテッサシリーズはセコンダシリーズに刷新されているからです。なので、コンテッサを探すなら中古を探しましょう。

 

コンテッサ▼

コンテッサ

出典:rakuten.co.jp

 

まれではありますが、メーカー公式サイト以外で探せばコンテッサの新品が在庫としてある場合もあります。

 

コンテッサの初代とセコンダを6項目で比較!

続いて、コンテッサとセコンダを6項目で比較していきます。セコンダのリニューアルポイントを軸にコンテッサとの違いを見ていきましょう。

 

1.デザイン

コンテッサとセコンダのデザインは同じです。イタリアのデザインメーカー「イタルデザイン」との協業で設計された機能的かつ独創的なデザインは、初代コンテッサから引き継がれているからです。

 

コンテッサとセコンダ▼

コンテッサとセコンダ

出典:product.okamura.co.jp

 

流麗なフレームラインに代表されるコンテッサのデザインは変わっていないので、セコンダに刷新されたとは言え、コンテッサが古びた印象になることはないでしょう。

 

2.強度と安全性

強度と安全性はセコンダの方が高いと言えます。そもそも、コンテッサも十分高いスペックでしたが、セコンダは世界中のワーカーをターゲットにできるように強度と安全性をさらに上げているのです。

 

セコンダは強度や耐久性の指標として「BIFMA X5.1-2017」を取得し、安全性の指標として「GS認証」を取得しています。BIFAMA規格は世界レベルの家具品質基準のことで、日本のJIS基準よりも厳しい耐久テストをクリアしなければ取得できません。

 

また、GS認証は品質や安全基準を証明する世界的に認知されている指標です。つまり、セコンダは各認証を取得したことで、より安心安全に使用できるスペックなのが保証されています。

 

3.素材とカラーバリエーション

コンテッサもセコンダも素材とカラーのバリエーションが豊富です。というのも、コンテッサシリーズは「自分好みに細かくカスタマイズできる」のが魅力の一つだからです。

 

例えば、メッシュ素材なら10色以上ある中から好みのカラーを選べます。また、素材はメッシュか革、座面ならメッシュかクッションを選べ、それぞれ組み合わせが自由です。

 

なお、セコンダのトーンや色相はトレンドに合わせてリニューアルされています。どちらにしてもカラーバリエーションが豊かなので、個性の演出を叶えてくれるでしょう。

 

<コンテッサとセコンダのカラーバリエーション>

メッシュ
のカラー
詳細
コンテッサ 12色 コンテッサカラーバリエーション
コンテッサセコンダ 13色 セコンダカラーバリエーション

出典:product.okamura.co.jp

 

加えて、セコンダはメッシュ自体も改良されています。具体的には、背メッシュはより蒸れにくくなっており、座メッシュは触り心地が良くなっています。

 

4.機能

機能面もいくつかリニューアルされており、違いが大きいのはアームとランバーサポートの2つです。

 

まず、購入時にアジャストアーム(可動)かデザインアーム(固定)のどちらかのアームを選択するのはコンテッサもセコンダも変わりません。

 

違いは、アジャストアームが2Dから4Dにグレードアップしていることです。具体的には、上下の高さとアームの角度の動きに加えて、前後左右にも動かせるようになっています。

 

セコンダのアジャストアーム▼

セコンダのアジャストアーム

出典:product.okamura.co.jp

 

ランバーサポートは、コンテッサでは高さ調整のダイヤルが付いているものが標準装備されています。

 

一方、セコンダのランバーサポートはダイヤルがなくなって手動で上下を調節するスタイルに変わりました。なお、セコンダのランバーサポートは標準装備ではなくオプション機能になっています。

 

ランバーサポートの違い▼

ランバーサポートの違い

出典:product.okamura.co.jp

 

アジャストアームとランバーサポートの変更点は使用者の好みが分かれるので、一概にセコンダが良いとは言い切れません。機能を使い慣れればどちらも使いやすいでしょう。

 

5.快適性

セコンダは快適性もグレードアップしています。コンテッサも快適性には定評がありますが、セコンダはさらなる心地よさを追及してリニューアルしているからです。例えば、上質な座り心地のために背フレームを薄くしたり、座フレームの柔軟性を上げたりしています。また、セコンダの座面クッションは異なる硬さのウレタンフォームを組み合わせてより疲れにくい座り心地を実現しています。

 

セコンダの異硬度クッション▼

セコンダの異硬度クッション

出典:product.okamura.co.jp

 

長時間座り続けて比較すれば、コンテッサとセコンダの違いを実感できるでしょう。しかし、コンテッサが座りにくいというわけではありません。

 

6.環境への配慮

セコンダのサーキュラーモデルは「サーキュラーエコノミー(循環経済)」の考えに基づき、各パーツに環境配慮素材を採用しています。サーキュラーエコノミーとは、資源・製品の価値の最大化、資源消費の最小化、廃棄物の発生抑止等を目指すものを指します。

 

サーキュラーモデル▼

サーキュラーモデル

出典:okamura.co.jp/corporate/news/product/2022/contessa_20th.html

 

サーキュラーモデルのカラーは、フレーム、ボディ、張材、革ともに、ブラックのみで、具体的には以下5つの主要部品に環境配慮素材が使われています。

 

<環境配慮素材の概要と使用部位>

No. 使用部位 素材概要
1 座面クッション 100%リサイクルできるポリエチレン素材
2 座メッシュ 廃漁網と再生PETを使ったリサイクルクロス
3 背メッシュ 再生PETを使ったリサイクルメッシュ
4 革素材 90%以上がバイオベース素材になる本革
5 フレームなどのプラスチック骨格 廃漁網をリサイクルした素材

 

20年以上の販売実績があるコンテッサシリーズだからこそ、今後も永く愛される商品であり続けるために使う素材にもこだわっています。

 

≫ 中古コンテッサセコンダ【オカムラ】後悔しない選び方を徹底解説

 

中古コンテッサチェアがおすすめな理由

前述したコンテッサとセコンダの違いを見ると、革新的な改良点は少ないと言えるでしょう。それだけ、土台となっているコンテッサが優秀ということなので「コンテッサ」の中古を探すのをおすすめします。

 

優秀な商品であっても「希少」でない限り、中古は型番が古いほど低く価格設定される傾向にあります。なので、同じ商品状態でも、セコンダの6~7割程度の価格でコンテッサが掲載されているケースは珍しくありません。低価格で状態の良いコンテッサシリーズを購入する裏技は、セコンダの発売に伴って価格が下がってきているコンテッサを探すことです。

 

メーカーはコンテッサを「オカムラの最高傑作」と謳っており、実際20年以上愛され続けているハイクオリティな商品です。商品状態さえ確認しておけば、中古コンテッサで後悔はしないでしょう。

 

 

中古コンテッサチェアを購入するときの確認ポイント5つ

続いて、中古コンテッサを購入するときの確認ポイントを紹介していきます。

 

1.価格

まず、中古コンテッサの価格がセコンダの中古価格と比べてお得感があるのかを確認しましょう。というのも、コンテッサよりグレードアップしているのがセコンダなので、コンテッサと同等価格のセコンダがあるならセコンダを選んだ方が良いからです。ただし、コンテッサとセコンダの商品状態と価格が同じ場合は稀です。

 

低価格なセコンダに出会った場合は、詳細をしっかり確認してください。また、納得できる商品状態の中古コンテッサを見つけたら、セコンダの価格と比較したうえで購入に踏み切りましょう。

 

2.メーカーと品番

セコンダと見分けるために、メーカーだけでなく、品番を必ず確認しましょう。コンテッサとセコンダはそれぞれ以下のように品番が付けられています。

 

<品番の違い>

種類 品番の頭文字
コンテッサ CM CM52AB-FBF1
コンテッサセコンダ CC CC8GMR‐FZ91

 

コンテッサとセコンダは見た目は似ていますが、品番を見れば一目瞭然です。しっかり見分けて、間違わないようにしましょう。

 

3.見た目の劣化

見た目の劣化が許容できるものなのか確認します。これは、全ての中古家具に言えますが、想定以上に見た目に劣化があると「失敗した」と思う原因になるからです。例えば、目立つ部分に傷や色あせがあると古びた印象を抱きやすいです。実物や掲載写真をしっかり確認して、想像とギャップの少ない買い物にしましょう。

 

4.機能の操作

コンテッサに付属している機能がスムーズに動かせるのを確認しましょう。思ったように操作ができない機能は使えないのと同義だからです。コンテッサに付属している主な機能は以下の通りです。

 

<コンテッサに付属している主な機能7つ>

  • 座面の昇降
  • 座面のスライド
  • アジャストアーム
  • ランバーサポート
  • リクライニングの角度
  • リクライニングの調整
  • リクライニングの強弱

 

椅子の高さやリクライニングの角度など、チェアについている機能の調節は仕事前に行うのがほとんど。操作に手間取ってしまっては、仕事効率アップに高機能チェアを導入する意味がありませんよね。

 

5.オプション

オプション機能が付いていると設定価格が高くなるケースが多いので、オプションの有無を確認しましょう。

 

コンテッサに付けられるオプションは「ヘッドレスト(大型固定or小型可動)」と「ハンガー」の2つです。なお、コンテッサはランバーサポートが標準装備されているので、オプションに「ランバーサポート」と表記されている場合はセコンダである可能性が高いです。品番の確認も欠かさず行いましょう。

 

また、新品購入者が選択したアームの種類や素材の種類によっても価格が変わります。中でも、アジャストアームや革素材が選ばれている場合は価格が高くなりやすいので、選択されている仕様も併せて確認すると良いでしょう。

 

≫ オフィスチェアを中古で購入する際の注意点とおすすめ商品を紹介

 

コンテッサチェア【オカムラ】なら中古!オフィス家具通販ファニチャー【まとめ】

中古コンテッサがおすすめな理由について、セコンダと比べながら解説しました。コンテッサはそもそもクオリティが高い商品なので、強いこだわりがない限りシリーズの新旧にこだわる必要はないと言えるでしょう。コンテッサの新シリーズが発売されたからこそ、コンテッサがお得に買いやすくなっています。紹介したコンテッサの確認ポイントを踏まえて、お得な中古コンテッサを探してみてください。