集中ブース・個室ブースを選ぶポイント!おすすめ商品も紹介

集中ブース オフィス家具・店舗用品

「集中ブース(個室ブース)」をオフィスに導入しようと検討している担当者の方必見!本記事では、集中ブースを導入するメリットや選び方、運用の注意点まで詳しく解説していきます。オフィスにとって適切な集中ブースを取り入れるために、ぜひ参考にしてください。

 

集中ブース(個室ブース)とは

集中ブース(個室ブース)とは

集中ブース(個室ブース)とは、周りの音や視線を遮断して、作業に集中して打ち込むためのスペースを指します。

 

集中ブースの例▼

1.集中ブースの例

出典:オルカナ

 

集中ブースは半個室のタイプや電話ボックスのように完全に囲われているものなど、スタイルはさまざま。どのようなタイプにおいても、作業に必要なパソコンなどのために電源設備を整えるのが一般的です。

 

このような集中ブースは、フリーアドレスを導入している企業が増えている背景よりニーズが高まっています。

 

集中ブースを設置するメリット

集中ブースを設置するメリット

集中ブースのニーズが高まっている理由でもあるメリットについて解説していきます。主なメリットは以下の通り。

 

<集中ブースの主なメリット>

  • 作業に集中できる
  • 音が気になりにくい
  • 視線が気になりにくい
  • プライバシーが確保できる

 

集中ブースにいることで「作業に集中したい」という無言のアピールができるので、声をかけられにくくなります。よって、作業に集中でき、生産性が向上するでしょう。また、当日の業務内容によって適切な仕事場所を自身で選ぶことになります。

 

仕事場所を選ぶためには自分のタスク管理が欠かせません。自身の役割を再認識する機会につながり、能動的に仕事ができるようになる効果も期待できます。

 

【シーン別】集中ブースを選ぶポイント5例

【シーン別】集中ブースを選ぶポイント5例

続いて、集中ブースを選ぶポイントをシーン別に5例紹介していきます。集中ブースをどのようなシーンで活用したいのかを考えながら選ぶポイントを確認してみてください。

 

例1.遮音性が必要な場合

遮音性が必要な場合は、電話ボックスのように上下左右が囲われている個室型ブースがおすすめです。

 

遮音性が高い集中ブースの例▼

2.遮音性が高い集中ブースの例

出典:プリウス

 

遮音性が高い集中ブースは個人ワークだけでなく、Web会議や電話などの声出しが必要なシーンにも便利です。執務スペースでの会話は他の社員の邪魔になりかねません。お互いに心地よく仕事をするために電話用のブースを設けるのもおすすめな活用術です。

 

例2.遮視性が必要な場合

また集中するためには、周囲の視線が気になりにくいことも大切です。特に視線を遮りたい場合は、仕切りに高さのある集中ブースを選びましょう。加えて、仕切りが透けていないタイプを選ぶのがおすすめ。

 

遮視性が高い集中ブースの例▼

3.遮視性が高い集中ブースの例

出典:ベイク ライト

 

なお、デスクの間をパーテーションで仕切って集中ブースを作る方法もあります。

 

パーテーションの例▼

4.パーテーションの例

出典:木目調ローパーテーション

 

集中ブースでもパーテーションでも、物理的に仕切られているだけで、視線とある程度の音を遮れます。仕切りの素材には吸音性を備えているものもあるので、どちらを選ぶにしても機能性の確認もしましょう。

 

≫ 衝立(ついたて)/パーテーションを選ぶ4つのポイント

 

例3.1人で使用する場合

そして、使用人数に応じて選ぶサイズやタイプが変わります。個人用の集中ブースには1人1台の商品や、長机をパーテーションで区切ったような大きいものもあります。

 

1人用の集中ブースの例▼

5.1人用の集中ブースの例

出典:S1パネルチェア/ALetto(アレット)6人用ブースデスクセット

 

1人用で大事なのは、集中できるようにしっかり区切られていること。自分のスペースが分かるような集中ブースを選びましょう。なお、テレワークを活用している社員は、1人で集中して作業することに慣れています。なので、オフィスでも家でも同じように作業ができる環境を作るのは大切です。

 

例4.複数人で使用する場合

複数人で使用する集中ブースは、小さな会議室をイメージしてください。

 

2人用の集中ブースの例▼

6.2人用の集中ブースの例

出典:GRブース

 

複数人でブースを使用するシーンの多くは、何かしらの会話が必要になったとき。「執務スペースで話すと他の社員の邪魔になるので、集中ブースに移動して会話する」などの使い方が一般的です。ちょっとした会話程度であれば出入りがしやすい半個室型が便利でしょう。ただし、商談用として遮音性が必要な場合は、複数人で使える個室型ブースを選んでくださいね。

 

なお、遮音性を重視するなら小さな会議室を新たに作るのも一案です。その場合は床と天井に固定する施工型のパーテーションが便利なので、興味がある方はお気軽にオフィスボールまでご相談ください。イメージに合わせて適切なご提案をさせていただきます。

 

≫ 施工型パーテーションの施工例

 

例5.リラックスをしたい場合

「1人でリラックスしたい」場合もありますよね。そのようなシーンには、座り心地の良いチェアがセットになっている集中ブースを選びましょう。

 

座り心地の良いチェアがついた集中ブースの例▼

7.座り心地の良いチェアがついた集中ブースの例

出典:ドップ

 

こちらの商品はリクライニング機能付きのチェアがセットになっているので、リラックスした状態で作業ができます。例えば、アイデア出しなら瞑想などをしてリラックスすると良いアイデアが出やすくなると言われています。

 

「集中」とは黙々と作業をする場合だけでなく、肩の力を抜いて考えを広げなければならない場合もあります。求めている「集中」にはどのような商品が最適か考えて商品を選びましょう。

 

集中ブースを設置する場所の条件

集中ブースを設置する場所の条件

集中ブースを効果的に活用するためには設置場所も大切です。設置場所の条件を2つ解説していくので、貴社のオフィスならどこが集中ブースに適しているかイメージしてみてください。

 

人通りが少ない

まず、集中ブースは「人通りが少ない場所」に設置しましょう。集中ブースで作業をしていても、人の動きや気配を感じると人間の集中力は切れやすくなります。なので、集中力が切れやすくなる状況を作らないような場所を検討してください。

 

例えば、部屋の入口や通路は頻繁に人が行き来するので、角部屋や部屋の隅などの静かな場所がおすすめです。作業に没頭できるように導入する集中ブースなので、商品だけでなく、設置する環境にも配慮しましょう。

 

音が届きにくい

「周りの音が届きにくいこと」も集中ブースの設置場所に必要な条件です。人の動き同様、周りの雑音は集中力を欠く原因になります。例えば、人の話し声はもちろん、コピー機などの稼働音が気になる方もいます。なので、集中ブースの近くに人が話せるスペースやオフィス機器がない場所を選ぶようにしてください。また、音を届きにくくするために、集中ブースの周りをパーテーションなどでさらに囲うのも効果的です。

 

≫ パーティーションを探す

 

集中ブースを運用するときの注意点

集中ブースを運用するときの注意点

そして、集中ブースを運用するときの注意点も紹介していきます。

 

ルールを決める

集中ブースを効果的に運用するためにはルールが欠かせません。参考にルールの例をいくつか紹介しますね。

 

<運用ルールの例>

ルールの例 詳細
利用者に話しかけてはいけない ・作業に没頭している利用者の集中力を乱れさせるため
・利用者に要件がある場合はチャットなどのテキストベースで連絡をする
私語厳禁 ・静かな場所での私語は響き、作業の邪魔になるため
・私語OKのスペースと分ける
食べ物不可 ・食べ物の臭いが集中を妨げる場合があるため
・「飲み物は可」「アメやチョコなど臭いが少ないものはOK」などの条件を付ける
利用中は「利用中」の札を付ける ・席の利用状況を分かるようにするため
利用者は予約をする ・使いたい日時にスムーズに利用できるようにするため

 

このようにルールはさまざまです。目的に応じて、利用者が集中ブースを快適に使用できるルールを定めましょう。

 

ルールを周知させる

ルールを定めたら、社員に周知させることも大切です。守られないルールには意味がありません。メールなどで社員に配信したり、集中ブースの席ごとにルール表を貼ったりすると良いでしょう。

 

利用者全員がルールをしっかり知ったうえで使用すれば、トラブルなく、快適な運用ができます。

 

集中ブースに便利なおすすめ商品

集中ブースに便利なおすすめ商品

最後に、集中ブースに便利なおすすめ商品を紹介します。集中ブース整備にぜひお役立てください。

 

1.オープン型ワークブース(グレー)

まず紹介するのは、デスクがセットになっているオープン型ワークブース(グレー)です。

 

8.オープン型ワークブース

出典:オープン型ワークブース(グレー)

 

電源コード(ACとUSBが各2個)が天板に付いており、パソコンやタブレット作業に便利です。また、ディスプレイ固定用のブラケットも付いているので、サブディスプレイの設置もできます。さらに、キャスターが付いているのでレイアウト変更が容易にできるのもおすすめポイントです。

 

2.ヒュッテ2

次におすすめするのが、見た目が特徴的なヒュッテ2です。この商品は仕切りの位置を自由に変えられます。

 

9.ヒュッテ2

出典:ヒュッテ2

 

「集中しているときは完全に閉める」「話しかけても良いときは半分開ける」など、仕切りの位置によって利用者の意思表示ができます。他にあまり見ないデザインなので、オフィスのインテリアとしても一役買ってくれる商品です。

 

3.抗ウイルススクリーン3連

3枚のパーテーションが連結されている「抗ウイルススクリーン3連」もおすすめです。コの字型の内部に椅子やデスクを設置すれば集中ブースを作れます。

 

10.抗ウイルススクリーン3連

出典:抗ウイルススクリーン3連

 

パーテーションなら、今あるデスクやチェアを生かして集中ブースが作れるのがおすすめなポイント。複数人用の集中ブースを作る場合も同様で、人数に合わせたデスクとチェア、またはソファーを囲うように設置すれば仕切られたスペースを作れます。パーテーションはレイアウトを自由に変えられるので、イメージ通りの集中ブースを作りやすいです。

 

集中ブース・個室ブースを選ぶポイント!おすすめ商品も紹介【まとめ】

集中ブース・個室ブースを選ぶポイント!おすすめ商品も紹介【まとめ】

集中ブースについて選び方や運用の注意点など、詳細に解説しました。集中ブースは個人ワークなどに集中できる環境作りが大切なので、まずは設置しようと思っている場所の状況を確認してください。その環境に合った適切な商品を導入すれば、作業効率アップが期待できる集中ブースエリアが作れるでしょう。

 

エリアやブースをしっかり区切りたいのであれば施工型パーテーションも便利なので、ぜひあわせてご検討ください。