空間を仕切るパーテーションにはさまざまな種類があります。今回はオフィス家具通販ファニチャーが、シーンごとにマッチしやすいパーテーションを紹介していきます。具体的な商品も紹介していくので、ぜひパーテーション選びの参考にしてくださいね。
【オフィス】になじむおしゃれなパーテーション
まず、オフィスに置くなら、色や機能などが会社に「なじむ」パーテーションが良いでしょう。オフィスにおすすめなパーテーションを紹介していきますね。
オーソドックスなシンプルデザイン!
まずは、空間になじみやすいシンプルデザインのパーテーション。シンプルなものは、きっちりした印象を与えやすいので、オフィスにはうってつけと言えます。
シンプルデザインのパーテーション例▼
出典:自立パネル
特に、ホワイトやウッド調は他のインテリアとなじみが良いので、オフィスの雰囲気を壊すことなく使えますよ。中には、ホワイトボードにもなるパーテーションもあります。
ホワイトボードになるパーテーションの例▼
出典:エラスティックパネル 片面ホワイトボードタイプ/ホワイトボードパーテーション
ホワイトボードのように、オフィスで役立つ機能が付いているパーテーションもあるので、使用シーンを想像しながら機能も確認してくださいね。
利便性の高い可動式!
次は、サッと移動させやすい可動式のパーテーションです。移動させる可能性があるなら、キャスター付きのパーテーションが便利。
キャスター付きのパーテーション例▼
また、ユーザビリティで言うとアコーディオン式もおさえておきたいパーテーションの一つ。パーテーションの幅を自由に変えられますし、片付けるときには横幅を小さく縮められるのです。
アコーディオン式のパーテーション例▼
出典:アコーディオンスクリーン
そして、後付けできるキャスターもあるので、好みのパーテーションを購入したあとに脚を変えるのも良いでしょう。
パーテーションのキャスター脚の例▼
出典:キャスター脚
オフィスで「使いたいときだけ」にパーテーションを利用するなら、移動や収納のしやすさは考慮しておきたいポイントです。
ちょっとした仕切りに卓上型!
また、デスク上を簡易的に区切りたいときは卓上型のパーテーションがおすすめです。
卓上型のパーテーション例▼
出典:フォーカスパネル
まず、卓上型は床に置くタイプに比べて高さが低いので移動やレイアウト変更が簡単。そして、大きさが小さい分、価格もおさえやすいのが特長です。
また、仕切りがあると集中しやすくなる人には不透明な卓上型パーテーションが嬉しいでしょう。一方で、囲まれると圧迫感を感じやすい人もいます。そのような場合は、パーテーションは置かない、もしくは透明度が高いパーテーションを目の前だけに置くなど、工夫が必要です。
透明度の高いパーテーション例▼
出典:アクリルスクリーン
いずれにしても、デスク上にパーテーションを置くときは、実際に机を使う社員の意見を聞いてから導入するのがベターです。仕事がしやすくなるようにパーテーションを導入するはずが、仕事効率を下げてしまっては本末転倒ですからね。
壁や部屋を追加!
そして、施工型パーテーションを活用すれば、オフィスに壁や部屋を作れます。仕事をしていて雑音などの集中力を欠くような要素は多くないですか。
<集中力を途切れさせる要素の例>
- 隣を通る人の足音が気になる
- 会議をしている人の声が周りに響く
- デスク周りに人が通る度に視線がうつる
- 周りで会話をしている人の声に意識がいく
このような場合は、パーテーションで壁を作って音などをしっかりシャットアウトするのがおすすめです。壁を作って個人用の集中ブースを作るのも良いでしょう。
施工型パーテーションの導入例▼
出典:オフィスボール
また、施工型パーテーションは素材の種類が豊富なので、オフィスの雰囲気にあわせた施工ができますよ。ただし、施工型パーテーションは素人が簡単に設置できる製品ではありません。専門の業者に依頼して、安全に固定してもらう必要があります。当サイトを運営しているオフィスボールでは、施工型パーテーションの工事を承っておりますので、お気軽にお問い合わせください。
≫ オフィスに最適なパーテーションとは?選び方や施工事例を紹介
【店舗】の個性を出せるおしゃれなパーテーション
続いて、サロンや飲食店などの店舗におすすめするおしゃれなパーテーションを紹介していきます。店舗の雰囲気や個性を演出するために、デザインにもこだわってパーテーションを探してみましょう。
開放的な仕切り!
まず、紹介するのが、反対側が透けるタイプのパーテーション。飲食店の席と席との仕切りなど、反対側が見えても問題ない場合などには開放的な仕切りがおすすめです。
反対側が透けるパーテーション例▼
不透明かつ光を通さないタイプのパーテーションは空間をしっかり仕切るときにはおすすめですが、部屋の広さによっては圧迫感を感じかねません。物理的に仕切りつつも、光を通すタイプならより閉塞感が少なく使えるでしょう。上部だけ透明なパーテーションもありますよ。
上部が透明なパーテーション例▼
出典:パネルU(上部透明)/メラミン上部半透明ローパーテーション
なお、部屋が薄暗くならないように、パーテーションを置いたときの光の入り方も考慮できると良いですね。
カウンターを細かく仕切る!
また、受付などで使うカウンターを仕切りたい場合もあるでしょう。そのようなときにおすすめなのが小さめのパーテーションです。
小さめのパーテーション例▼
出典:クリアトップパネル
カウンターを仕切れば、隣に人がいても視線が気になりづらく、声などの音も響きにくくなります。特に、食事のしやすさから、仕切られているカウンターがあるお店のほうが好みという方は多いでしょう。また、うどんやラーメンなど麺類を提供する店舗であれば、麺をすすったときにスープが隣の席に飛び散らないのもメリットです。お店の特長に応じて、カウンターにもパーテーションを活用してみてくださいね。
視線をシャットアウト!
そして、視線をシャットアウトするために使うパーテーションも紹介します。エステや整体などは、お客さんに着替えてもらったり、施術の様子が周りから見えないようしたりするために仕切りを使う場合が多いでしょう。目隠しで使うパーテーションは、以下の条件を満たしているか確認してください。
<目隠しで使うパーテーションの条件>
確認項目 | 条件の概要 |
高さ | 180cm:立ち上がっても目線が隠れる 150cm:座った状態だと周りから見えにくい |
素材 | ・光が透過しない ・ブラインドのように斜め方向からの光は入るが、正面からは光がはいらない(=姿は見えない) |
目隠しには、反対側が見えないように光を透過しにくい素材を使ったパーテーションを選ぶのが一般的ですが、それゆえ圧迫感が出やすいのも事実。そこで、白などの明るい色の商品を選べば、圧迫感を軽減しやすいのでおすすめですよ。
明るい色のパーテーション例▼
出典:パーティション3連
「目隠し」の機能はもちろん、パーテーションを設置する部屋との相性を考えて色を選んでみましょう。
デザインを重視!
パーテーションは機能性も大切ですが、店舗の個性を演出するならデザインにもこだわりたいですよね。パーテーションの素材や色、形、大きさなどによって雰囲気が変わります。例えば、木綿や木材を使った和風のパーテーション。
和風のパーテーション例▼
出典:トーカイ/ウッドスクリーン 4連タイプ
仕切りとして活用しつつ、雑誌や書籍を置いたり、掲示板として使ったりできる商品も…。
本の収納もできるパーテーションの例▼
出典:メタルシンプルスクリーン
はたまた、布を使ったパーテーションもあります。
布を使ったパーティーションの例▼
出典:スクリーン衝立(防災仕様)
例を見るだけでも、デザインや素材などによって感じる印象はさまざまですよね。店舗の雰囲気にあわせてデザインなどにもこだわってパーテーションを選んでみてください。
半個室を作る!
飲食店やサロンなど、どのような店舗においても個室に案内されると高級感や特別感を感じませんか。パーテーションをうまく活用すれば、個室のような空間を作れます。
まず、高さのあるパーテーションを選ぶのがポイント。高ければ高いほど周りの人から姿が見えにくくなり、パーテーションが簡易的な壁になります。加えて、連結できる商品を選べば、パーテーション同士しっかり固定できるので安定感も増しますよ。
連結できるパーテーションの例▼
出典:木目調ローパーテーション
また、突っ張り式のパーテーションも壁を作るためにはおすすめです。
突っ張り式のパーテーションの例▼
出典:howsie
なお、目隠しや遮音など機能面を重視するなら施工型も検討に入れてみてはいかがでしょうか。ただし、施工型パーテーションは、業者による工事が必要です。興味がある方は、ぜひ一度オフィスボールにご相談ください。
≫ パーテーション工事の費用を種類ごとに解説!選び方や施工事例も紹介
【自宅】ならDIYでおしゃれなパーテーションも!?
結論、自宅ならどのようなパーテーションを選ぶかは自由です。ここまでで紹介したような既製品のパーテーションを選ぶのも良し、自分好みのパーテーションを自作(DIY)するのも良しです。
「部屋を仕切る」のがパーテーションの役割なので、どのように仕切りたいのかイメージするとDIYなどのアイデアが湧きやすいでしょう。
おしゃれなパーテーションを導入するためのポイント
最後に、おしゃれなパーテーションを導入するためのポイントを簡単に紹介していきます。パーテーションを選ぶときに確認すべき主な項目は以下の通り。
<パーテーションを選ぶときに確認すべき主な項目>
- 高さ
- 素材
- 機能
- 色やデザイン
- 設置スタイル
パーテーションの種類はバラエティー豊かです。特に「おしゃれ」を求めるなら、デザインにはこだわりたいですね。また、高さが高いほど、部屋での存在感が大きくなりますので、部屋の雰囲気にマッチしたパーテーションを探しましょう。なお、パーテーションの詳しい選び方は「衝立(ついたて)/パーテーションを選ぶ4つのポイント」の記事も、ぜひ参考にしてくださいね。
おしゃれなパーテーションの取り扱いが豊富な【オフィス家具通販ファニチャー】
おしゃれなパーテーションをシーンごとに紹介しました。パーテーションにはたくさんの種類があるので、置く場所や使い方によっておしゃれな雰囲気を演出できますよ。おしゃれにみせるための大事なポイントは、パーテーションを置く場所と商品デザインがマッチすること。置く場所をイメージしながら、おしゃれなパーテーションの導入を叶えてくださいね。